グローバル特許権行使戦略(パネルディスカッション)のご案内


  
グローバル特許権行使戦略(パネルディスカッション)のご案内



  米国改正特許法(America Invents Act)は、特許不実施企業(いわゆるパテントトロール)対策として、USPTOにおける複数の付与後異議申立制度を導入すると共に、連邦地裁における特許権行使手続においても各種の変革をもたらしました。

  一方、ドイツ裁判所は迅速且つ信頼性の高い侵害判断で知られ、欧州のみならず米国特許権者によって戦略的に利用されています。特に、特許無効の抗弁を許さず広いクレーム解釈を行うことによって特許権者有利なフォーラムとして知られ、一旦侵害と判断されると、特許権者による特許の実施の有無に拘わらず、差止命令が執行されます。

  本セミナーでは、日本企業特許世界戦略のトレンドについて、本田技研工業(株)ブランド・知財企画室 主幹の遠藤嘉浩氏に基調講演をお願いし、その後、訴訟経験豊かな米国及びドイツの弁護士並びに国際訴訟を経験した日本企業の弁理士によるパネルディスカッションを通して、米国及びドイツ裁判所における権利行使の長短を検討し、国際的フォーラムショッピング等、日本企業のための特許権侵害訴訟における攻撃防御の戦略を考察します。



 日時:2012年7月2日(月) 13:30〜17:00

 場所:大阪センター

 使用言語:原則英語となります。

1:30 開会の辞 井上 正嵩
   大阪工業大学学長
1:40 基調講演
「日本企業特許世界戦略のトレンド」
遠藤 嘉浩氏
   本田技研工業(株)
   ブランド・知財企画室 主幹
2:10 パネルディスカッション 「訴訟提起準備に関する争点」
   警告状・証拠入手手続・ファーラムショッピング等

 【司会】 Christoph Rademacher氏
  早稲田大学高等研究所 助教

 【パネリスト】
  Douglas F. Stewart氏(Partner, Dorsey & Whitney, USA)
  Christof Karl氏(Partner, Bardehle Pagenberg, Munich, Germany)
  Felix R. Einsel氏(Partner, Sonderhoff & Einsel, Tokyo)
  萩原 弘之氏(Partner, Ropes & Gray, Tokyo)
3:20 質疑応答
3:30 休憩
3:45  パネルディスカッション 「特許無効の主張と抗弁」
  米国改正法による新たな付与後異議制度等の活用・無効抗弁が認められ
ないドイツの訴訟制度の長短等


 【司会】 竹中俊子 教授
  (Professor of Law, University of Washington Law School、大阪工業大学 客員教授)

 【パネリスト】
  Jan Krauss氏(Partner, Boehmert & Boehmert, Munich, Germany)
  Christof Karl氏(Partner, Bardehle Pagenberg, Munich, Germany)
  Douglas F. Stewart氏(Partner, Dorsey & Whitney, USA)
  重富 貴光氏(大江橋法律事務所パートナー、大阪工業大学 准教授)
  遠藤 嘉浩氏(本田技研工業(株)ブランド・知財企画室 主幹)

4:50 質疑応答
5:00 閉会の辞 田浪 和生
  大阪工業大学 知的財産学部長
  大学院 知的財産研究科長 教授



 申込み
   参加費:無料

    希望される方は下記項目を明記の上、メールまたはお電話にてお申し込み下さい。

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 申込先

    大阪工業大学大学院 知的財産研究科事務室
    メールアドレス:  


 チラシ   グローバル特許権行使戦略